事業承継
事業承継のポイント
事業承継のポイントは
①後継者の選定
②現在の経営者から後継者へのスムーズな経営権の移譲
です。
どちらもすぐにできるものではありません。長期的視野に立って早めに対策を立てておくことが必要です。
事業承継については、平成20年10月に事業承継円滑化法が施行され民法の特例や資金の手当て、税額の猶予などの対策がとられましたが、逆に言うと事業承継がうまく進んでないことが制定の背景にあります。事業承継税制については平成25年度税制で改正され、27年1月からより使い勝手がよくなっていますが、なおハードルが高いことも事実です。事実最近の調査では中小企業の経営者の平均年齢は 57歳となっており10年前と比べると3歳も増えています。
経営権のスムーズな移譲のためには、持株をいかに上手に後継者に移転するかということが大切な要素の一つですが、
そのための主な対策として、
- 事業承継税制の活用
- 自社株の譲渡、贈与、相続
- 種類株の活用
- 会社分割 持ち株会社などグループ法人税制の活用
- 営業譲渡
等があります。
目的や事情によってそれぞれを使い分ける必要があり、また利用する時期によっても有利不利に大きな差が生じます。スムーズな事業承継のためのお手伝いをいたします。