こんにちは、税理士の山下です。
忙しさにかまけて、ブログが疎かになってしまいました。
反省です。
先月の下旬、公益法人への立入検査に立ち会いました。
結果から申し上げますと、大きな問題は特になく、無事に終わりました。
折角の機会なので、立入検査の担当者にいくつか質問。
民法上の公益法人の頃には、立入検査のチェックリストがありました。
そして、これは検査される側の公益法人にも交付されていました。
新制度でも、チェックリストらしきものを見ながら検査を進めています。
そのチェックリストは、交付してくれるのかどうかを尋ねました。
答えは、
「交付するか否かは、各都道府県の判断に任されています。
香川県は、交付しない方針を決定しています。」
とのこと。
ほほう。
都道府県毎で対応が違うというのも、ちょっと解せない。
でも、この方に文句を言っても仕方がない。
もう一つ、質問。
個人的には、移行法人(公益目的支出計画中の一般法人)の方が、
支出計画が適正に行われているかどうかが大きな問題になると思うのだが、
今後、公益法人と同様に移行法人も立入検査に順次入る予定なのか?
答えは、
「支出計画が問題なく進んでいる限りは、
特に立入検査を予定していません。」
とのこと。
へー、そうなんだ。
意外な気がします。
公益法人の方は、認定法で立入検査が義務づけられているので、
そっちを優先しなくちゃなんないのと、そっちで手一杯なようです。
で移行法人の方は、支出計画さえ順調なら、少々のことは目を瞑るみたいですね。
色々と勉強になりました。
で、今月の上旬。
公益財団法人日本看護協会にお勤めで、
各都道府県単位の協会に指導をする部署の方とお話をする機会がありました。
各都道府県単位の看護協会を指導している。
ということは立入検査のチェックリストも、もしかして入手してるかも?
と思って質問。
答えは、
「ネットで公開してますよ。鹿児島県と滋賀県が。」
とのことでした。
さっそく検索。
ありました。
ありがたい!助かります!
移行申請の仕事は、もうすぐ終了ですが、
今後は、公益法人格の維持に関する知識が必要となります。
まだまだ、勉強です。
おしまい。