こんにちは、税理士の山下です。
昨日のエントリでご紹介した補助金について、
香川県地域事務局(中央会)へ電話で質問してみました。
この補助金、3つの要件をクリアする必要があります。
そのうちの1つが、
「わが国製造業の競争力を支える『中小ものづくり高度化法』22分野
の技術を活用した事業であること」
という、よく分からない要件です。
22分野は、下の図に挙げられている22技術です。
私が確認したかったのは、皮革の加工を行う製造業のお客様。
上の表をぱっと見たところ、該当するものがない。
でも、もしかしたら対象になるかもしれないと思い中央会に電話。
「皮の加工を行っているのですが、対象になるでしょうか?」と聞くと、
「22分野には該当するのですか?」と逆に聞かれる。
それが分からないから電話したんですけど?
と心のなかで激しく突っ込みながらも、冷静に対応。
「皮を縫ったりするんで、『繊維加工』に該当したりはしないですかね?」
すると、
「皮って、繊維ですか?」と、またまた逆に質問される。
それが分からないから電話したんですけど?
と更に大きく心の中で突っ込みながらも、冷静に対応。
「いや皮はもちろん繊維じゃないでしょうね~、
でも、皮を縫うのは繊維を使うでしょうから『繊維加工』になりませんかね?」
「確かに縫うのは繊維かもしれませんが、それって『繊維加工』ですか?」
それが分からないから電話したんですけど?
こんなやり取りを繰り返し、調べて折り返し電話してくれることに。
5分後に、電話。
「皮の加工は『繊維加工』に含まれるので、対象になります。」
との回答をいただきました。
「あのやり取りは何だったんだ?」と思わなくもないのですが、
とてもスピーディーに対応してくださいましたので感謝です。
中央会の担当者様、ありがとうございました。
おしまい。