こんにちは、税理士の山下です。
先週の金曜日、税理士試験の合格発表がありましたね。
とはいっても、当日に合否が分かるのは最終合格者のみ。
合格者氏名は官報に、合格者番号は国税庁HPで公開されます。
それ以外の科目合格者は、郵便で通知が届くまで合否が分かません。
と言うことで昨日の時点で、事務所の受験生の結果は出ているはず。
しかしながら、岩村所長が昨日今日と休みのため、皆さん口をつぐんでいます。
さてはて、どうだったのでしょうか・・・?
事務所内の合否は置いといて、
税理士試験全体の結果を、国税庁HPで確認。
まずは、科目別の結果から。
以下、国税庁HPのりコピペ。
平成26年度(第64回)税理士試験結果表(科目別)
区分 |
受験者数 |
合格者数 |
26年度合格率 |
25年度合格率 |
科目 |
簿記論 |
17,742 |
2,336 |
13.2 |
12.2 |
財務諸表論 |
13,372 |
2,460 |
18.4 |
22.4 |
所得税法 |
2,123 |
280 |
13.2 |
14.8 |
法人税法 |
6,635 |
823 |
12.4 |
12.4 |
相続税法 |
4,073 |
524 |
12.9 |
11.7 |
消費税法 |
9,713 |
1,001 |
10.3 |
11.8 |
酒税法 |
774 |
101 |
13.0 |
11.8 |
国税徴収法 |
1,482 |
195 |
13.2 |
12.9 |
住民税 |
682 |
59 |
8.7 |
12.2 |
事業税 |
771 |
104 |
13.5 |
12.0 |
固定資産税 |
1,098 |
162 |
14.8 |
13.7 |
合計 |
58,465 |
8,045 |
13.8 |
14.8 |
財表の合格率が、相変わらず高いですね。
一桁や10%台の科目が去年はなかったのですが、今年はチラホラ。
全体の合格率も、下がってます。
次に、年代別の合格状況。
これも国税庁HPよりコピペ。
平成26年度(第64回)税理士試験結果表(学歴別・年齢別)
(単位:人、%)
区分 |
受験者数 (A) |
合格者数等 |
合格率 (B/A) |
学歴等区分 |
合格者 |
一部科目 合格者 |
合格者合計 (B) |
学歴別 |
大学卒 |
30,661 |
721 |
4,322 |
5,043 |
16.4 |
大学在学中 |
1,493 |
3 |
387 |
390 |
26.1 |
短大・旧専卒 |
1,317 |
27 |
121 |
148 |
11.2 |
専門学校卒 |
3,755 |
89 |
454 |
543 |
14.5 |
高校・旧中卒 |
3,126 |
59 |
500 |
559 |
17.9 |
その他 |
679 |
11 |
215 |
226 |
33.3 |
年齢別 |
41歳以上 |
11,449 |
265 |
870 |
1,135 |
9.9 |
36~40歳 |
7,460 |
214 |
836 |
1,050 |
14.1 |
31~35歳 |
8,570 |
198 |
1,269 |
1,467 |
17.1 |
26~30歳 |
8,005 |
180 |
1,474 |
1,654 |
20.7 |
25歳以下 |
5,547 |
53 |
1,550 |
1,603 |
28.9 |
合計 |
41,031 |
910 |
5,999 |
6,909 |
16.8 |
最高年齢層の41歳以上が、受験生の約28%と最も多くを占め、
最低年齢層の25歳以下は、約14%と半分以下で最少となっています。
しかしながら、合格率は真逆。
41歳以上の合格率は9.9%で、最低の合格率。
25歳以下の合格率は28.9%で、最高の合格率となっています。
一部科目合格者を含めれば、
41歳以上は、11449人中で1135人が合格する一方で、
25歳以下は、5547人しかいないにも関わらず、1603人が合格です。
ただし、一部合格者を除けば話は変わります。
41歳以上は265人が合格で最多、25歳以下は53人で最少となります。
科目合格制なので、当たり前と言えばそれまでなのですが。
しかし25歳以下で53人って、凄いですね。
私なんて、簿記2級ですら銀行を退職したのちの30歳の時ですからね。
なにはともあれ、
合格した皆さん、おめでとうございます。
おしまい。