こんにちは、税理士の山下です。
以前に書いた「期限前弁済手数料」の続きです。
某政府系金融機関へ借入金(固定金利)を一括返済する際に、
「期限前弁済手数料」という実質的な違約金を請求されます。
お客様と相談の結果、
この手数料を払ってでも、返済した方が実質金利上は有利と判断し、
実行に移しました。
で、当然のことですが「期限前弁済手数料」が請求されます。
問題は、その計算式における、ある言葉。
計算式=A×金利差×残存日数/365日
何ですが、このAの計算式が以下の通り。
A(期限前弁済金の平均残高)=
(期限前弁済額-しわ寄せ相当額)×0.5×
(2-(期限前弁済額-しわ寄せ相当額)/
(期限前弁済時現在高-しわ寄せ相当額))+しわ寄せ相当額×1.0
まあ正直、良く分かりません。
でも、めっちゃ気になる言葉があります。
しわ寄せ相当額。
なんですかね、これ。
期限前に返済されたら受取利息が減っちゃうじゃん!
ってことでしょうか?
う~ん、顧客に対して使う言葉じゃないと思いませんか?
「後期高齢者医療制度」が批判を受けて、
あわてて「長寿医療制度」って言いなおしたのを思い出しますね。
おしまい。