こんにちは、税理士の山下です。
久々の釣果報告です。
以前紹介した「天然の船長」が、今回も大活躍です。
まず7月20日。
そろそろ高松でも、サビキで何か釣れるだろうと釣行。
最初の2時間ほど、ほとんど反応なし。
釣り人も、ほとんどいない。
しかし粘っていると、なんとか群れが来ました。
釣れてもサバゴだろうと思っていたのですが、
意外にもアジがメインとなりました。
サバは、まだまだ小さく、これからのようです。
合間にガシラやウミタナゴが大きく竿を曲げて、
楽しませてくれました。
アジ、サバは全て開きにしてフライにしました。
10センチ前後と小さいのですが、アジは身がしっかりしてるので、
意外と簡単に処理できます。
7月27日。
再び高松市内でサビキ。
やはりアジがメイン。
アジもサバも、サイズアップしています。
前回と同じようにフライにしました。
8月4日。
息子と共に、東讃の釣り船へ。
天然船長の船です。
午前中は息子が塾だったため、午後3時からの「夕方便」を利用。
現地に到着すると、船がありません。
携帯に電話すると、「あと10分で戻ります」とのこと。
10分後に船がやってきました。
先客を乗せて、アジ狙いで出港していたとのこと。
2人のお客さんを乗せていました。
この2人のお客さん。
船長との付き合いが長い常連さんのようです。
この2人を、Aさん、Bさんとします。
Aさんは、船の扱いもかなり精通しており、船長のサポートもします。。
Bさんは、Aさんほどの知識はないが船長の手伝いをします。
私たち親子を迎えに来た時も、AさんとBさんが手伝いをしていました。
ところがBさんが何か失敗したらしく、
係留ロープがスクリューに絡んでしまいました。
当然のことながら、そのままでは出港できません。
船長は、いろんな手法でロープを取り除こうとします。
いろんな方法を披露してくれて、「さすが船長」と思わせてくれます。
しかし、30分たってもロープはスクリューに絡んだまま。
そして船長は言いました。
「潜るしかねぇ。」
この時船長は、Tシャツとジーパンという姿。
そのままで潜ろうとします。
ここでAさんが言います。
「パンイチ(パンツ一丁)になった方がいいって!」
私も、そう思います。
服を着たまま泳ぐのは危険だし、上がった後も困ります。
しかし船長は、言います。
「いや、このままで行く!」
釣りシーズン真っ盛り。
周りはサビキ釣り等をしている釣り人がたくさんいます。
どうやら船長、服を脱ぐのが少し恥ずかしかった様子。
服を着たまま海に入ろうとしたのですが、
しばらく海を見つめてから、再び言いました。
「やっぱり、こっからなんとかなんねぇ~かな~!」
船長、泣きそうです。
そして再び、船の上から何とかしようと作業をします。
しかし、取れない。
そうしている間に、船長の姿が消えました。
どうしたのかと思って周りを見回すと、
物陰に隠れて、服を脱いでパンツ一丁になってました。
「さっきのやり取りは、なんだったんだ?」
そう思わずには居られません。
そして船長、着水。
スクリューのある船の後部で、潜ります。
しかし、ほんの2秒ほどで浮上。
ここで一言。
「なんも見えねぇ。」
表面上は心配そうに見ていましたが、
私、心の中では大爆笑でした。
「それ、北島康介のモノマネ?」
完全にツボにハマりました。
それから10分後くらいに、ようやくロープが取れて出港です。
本日はタイラバ。
船長も含め、5人で巻き巻きします。
ファーストヒットは、息子。
この男、何度も書いてますが本当に船で強いヤツだ。
かなりの大物の様子。
巻いてはドラグが出る、巻いてはドラグが出るの繰り返し。
息子は、「疲れた、疲れた」を連発。
ここで通常は「がんばれ」とか「あと少しだ」などと励ますのですが、
船長は違います。
タモをもって待機しながら、「疲れた」を連発する息子に一言。
「楽しそ~だな、おい!」
無事、釣り上げることが出来ました。
65センチの大物。
息子、記録更新です。
次も息子がヒット。
「今度は軽い~」とかホザきながら、40センチを釣り上げました。
その後、私にもヒット。50センチを釣り上げました。
良い引きで、楽しませてくれました。
そして直後、連続でのヒット。
同じくらいの引きで、ドラグが出ていきます。
しかしリールを巻いていると、何故か手がリールから外れてしまいました。
その瞬間、何が起きたのか分からなかったのですが、
リールの取っ手の部分が抜けてしまったのです。
(家に帰ってから撮影)
タイラバにせよタイサビキにせよ、真鯛はラインを張り続けるのが鉄則。
緩めると首を振って、針を外してしまします。
当然のことながら、バラしてしまいました。
とういう訳で、当日の釣果。
上の2枚が息子。40センチと65センチ。
一番下が私、50センチです。
Aさん、Bさんは「捌くのが面倒」とのことで、戴いちゃいました。
真鯛2枚と黒鯛(チヌ)1枚です。
黒鯛は50センチの大物です。
夕方便なので半額、かつ息子が更に半額の船なので、
6千円で、このお土産。
大満足の一日でした。
6枚ですが、大物だけに下処理は大変でした。
「半沢直樹」を見ながらですが、2時間かかりました。
65センチの大物は、冷蔵庫でもシッポの部分が曲がってしまいました。
6枚全部入れると、それだけで一杯になってしまいます。
大物の場合、下処理は私がしますが、調理は義父に任せます。
今週はずっと、鯛尽くし。
月:刺身と兜焼き
火:鯛めしと塩焼き
水:鯛のアクアパッツァ
木:鯛の漬どんぶり
そして今日は金曜日。
まだ続くんだろうか・・・?
おしまい。